土曜穴ズバ

どうも!美浦の古川です。

木曜更新の「四方山話」でも申し上げた通り、2月末で解散となった池上昌弘厩舎からご子息の池上昌和厩舎に8頭が転厩した。引き継がれた馬の中には直ぐに勝ち負けになりそうな実力馬もおり、土曜の「厳選馬」で取り上げる。

中山8R・4歳上500万下に出走する②ヒカリトップメモリ(牝5、美浦・池上和厩舎)は、前走でも「引退調教師が期待する馬」として推奨したが、同じく解散となる小島太厩舎のメンデンホールと、手塚貴久厩舎の期待馬ライバーバードに僅か0秒1及ばず。それでも際どい3着争いは制しており、実績のある中山ならすぐにチャンスはあると感じた。

先週、池上和厩舎に移り、今週ウッドコースで追い切ったが、中1週の疲れは見られず、前回よりも活気のある動きを見せた。池上和師は「デビュー前から稽古で乗っていたが当時から動きが良かった。前走も強い相手に惜しい競馬をしているし、この中間も元気一杯。現級勝ちのある馬だし、牝馬同士なら期待できる」と転厩初戦から前進を目論んでいる。1000万でも3着している実力馬で、良い頃の気配を取り戻している今なら勝ち上がりに期待する。