専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
【エプソムC】渋った馬場は歓迎!東京で信頼度アップ!
2020/6/13(土)
どうも!美浦の古川です。
金曜夜中からの断続的な雨で東京はこの時期らしい道悪競馬。土曜は伏兵の台頭したレースも結構あったな。
日曜も劇的な回復とはいかないだろうし、馬場コンディションを見極めながら馬券の強弱を組み立てないとダメだろう。
こういうときは、アチコチ手を出し過ぎると大概苦戦するのがお約束。いかに狙いどころを絞って、獲れるところを逃さないかがポイント。日曜もオウチ競馬を堪能しつつ、勝って祝杯といこう!
【日曜東京11R エプソムカップ(G3)】
<本命馬>
オレの本命は一昨年の覇者サトノアーサーだ。
近走も大崩れがないように、体調の波が少なくて計算のできる6歳馬。直線の長いコースなら信頼度がアップするタイプだし、今回はレーンとの初タッグ。
渋った馬場でもこなせる馬なので「もう一押しを」という厩舎サイドの思惑通りのシーンがあっていい。
<激走候補>
相手で面白いのは、前走の新潟大賞典が見せ場タップリの2着だったアトミックフォース。
左回りが得意で、特に4勝中3勝を挙げている東京はこれ以上ない舞台。まだJRAでの重賞勝ちのない武藤雅だけに、父親の管理馬で相当気合も入っているという話だ。
変に小細工なんてせず、前々で強気の競馬に徹すればチャンスは十分あるんじゃないか。
【日曜阪神11R マーメイドS(G3)】
<本命馬>
格は下でも堀厩舎のエアジーンが絶好の狙い目だ。
前走は離された3着とはいえ、勝ったキングオブコージは直後にG2目黒記念も連勝。相手が悪かっただけで、あの内容なら悲観する必要はない。
2ヶ月半ぶりでもキッチリと仕上げて鞍上には川田を確保。「52キロで牝馬重賞なら一発あります」と厩舎サイドも色気タップリだけに面白いゾ。
<激走候補>
前走の福島牝馬Sは自分の競馬をさせてもらえなかった格好のリュヌルージュだが、前々の正攻法で2着に踏ん張った中山牝馬Sのイメージが頭を離れない。
若手の団野も最近は乗れてるし、この馬の為にわざわざ函館から阪神に乗り込むんだろう。
パンパンの良馬場だと甘くないだろうが、土曜のタフな芝が残っているようなら粘り込みがあっていいと思う。
金曜夜中からの断続的な雨で東京はこの時期らしい道悪競馬。土曜は伏兵の台頭したレースも結構あったな。
日曜も劇的な回復とはいかないだろうし、馬場コンディションを見極めながら馬券の強弱を組み立てないとダメだろう。
こういうときは、アチコチ手を出し過ぎると大概苦戦するのがお約束。いかに狙いどころを絞って、獲れるところを逃さないかがポイント。日曜もオウチ競馬を堪能しつつ、勝って祝杯といこう!
【日曜東京11R エプソムカップ(G3)】
<本命馬>
オレの本命は一昨年の覇者サトノアーサーだ。
近走も大崩れがないように、体調の波が少なくて計算のできる6歳馬。直線の長いコースなら信頼度がアップするタイプだし、今回はレーンとの初タッグ。
渋った馬場でもこなせる馬なので「もう一押しを」という厩舎サイドの思惑通りのシーンがあっていい。
<激走候補>
相手で面白いのは、前走の新潟大賞典が見せ場タップリの2着だったアトミックフォース。
左回りが得意で、特に4勝中3勝を挙げている東京はこれ以上ない舞台。まだJRAでの重賞勝ちのない武藤雅だけに、父親の管理馬で相当気合も入っているという話だ。
変に小細工なんてせず、前々で強気の競馬に徹すればチャンスは十分あるんじゃないか。
【日曜阪神11R マーメイドS(G3)】
<本命馬>
格は下でも堀厩舎のエアジーンが絶好の狙い目だ。
前走は離された3着とはいえ、勝ったキングオブコージは直後にG2目黒記念も連勝。相手が悪かっただけで、あの内容なら悲観する必要はない。
2ヶ月半ぶりでもキッチリと仕上げて鞍上には川田を確保。「52キロで牝馬重賞なら一発あります」と厩舎サイドも色気タップリだけに面白いゾ。
<激走候補>
前走の福島牝馬Sは自分の競馬をさせてもらえなかった格好のリュヌルージュだが、前々の正攻法で2着に踏ん張った中山牝馬Sのイメージが頭を離れない。
若手の団野も最近は乗れてるし、この馬の為にわざわざ函館から阪神に乗り込むんだろう。
パンパンの良馬場だと甘くないだろうが、土曜のタフな芝が残っているようなら粘り込みがあっていいと思う。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。