- 5月11日 東京11R 京王杯スプリングC(G2)
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本命馬◎レッドモンレーヴ(2人気) 2着
2年続けて自信の本命推奨!
- 5月5日 東京11R NHKマイルC(G1)
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本命馬◎アスコリピチェーノ(1人気) 2着
土日の重賞まとめてゲット!
【京王杯2歳S】素質より早熟
2017/11/3(金)
土曜東京11R 京王杯2歳S(G2)(芝1400m)
◎本命馬 |
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⑧アサクサゲンキ 牡2、栗東・音無厩舎、武豊騎手 |
2010年、1番人気のオルフェーヴルが10着と大敗し、グランプリボス→リアルインパクトと後の大物2頭がワンツーしたのは異例中の異例。基本的には、勝ち馬はその後クラシックは望みづらい。つまり早熟度と1400m適性が素質の上に来るレースと言える。その意味では金曜のファンタジーSと同じだ。
軸に据えたいのは小倉の2歳王者、⑧アサクサゲンキだ。このレース、2013年以降にわかに小倉2歳S組の好走が目立ち出した。1200m寄りのスピード、それも野芝での軽いスピードが求められているのかもしれない。ここ2週の道悪で馬場がどうなっているかは気になるが、良馬場なら時計は出るのが東京。金曜に芝をスタンドから眺めたが、とくにボコボコしている所は見られなかった。むしろ、インが避けられた分、イン有利が出る可能性もある。
アサクサゲンキは間違いなく先行、コース取りの天才武豊が最も伸びる所を選んで粘らせるとみた。血統はストームキャット系ストーミーアトランティック産駒で、芝1400m戦の鉄則であるダート兼用血統に該当する。半姉にラビットランがいる勢いのある牝系で、近親にノンコノユメの父、3年前の勝ち馬セカンドテーブルの父として知られるトワイニング。母方のダート風味も満載だ。
$お宝馬 |
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④ニシノウララ |
はっきり言って、このレースは大荒れはないとみている。このお宝馬も、あくまでも3着に何か紛れがあればという程度で、拾っておくべき1頭というニュアンスになることをおことわりしておく。
④ニシノウララは前走を見るにマイルは長く、距離を縮めた方がいいのは確実。新馬戦では、先日東京でマイルの未勝利戦をぶっちぎって初勝利を挙げたアーモンドアイを0秒3差完封しており、無視できる馬でもない。
上位評価はもちろん①タワーオブロンドン、⑨エントシャイデン。押さえで②トーセンアンバー、⑥カシアス。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。