【POG】マイネルホウオウの妹オルレアンローズが逃げ切りV…中山新馬

12月20日(日)、5回中山6日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、江田照男騎手騎乗の1番人気・オルレアンローズ(牝2、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.0(良)。

2着には3/4馬身差で7番人気・マーヤ(牝2、美浦・小笠厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・ブリガアルタ(牝2、美浦・尾形和厩舎)が続いて入線した。

シアヌークビルが行き脚付かず後方から。好ダッシュを見せたのはマーヤだったが、それを制してオルレアンローズがハナを叩く。マーヤは控えて2番手、ビュウイモン、キュートガール、ポテンツァ、ハーマイオニー、キープサニーハートも差がなく追走し、ユキハナ、ブリガアルタはその後ろ、中団からレースを進める。淡々とした流れで4コーナーでは先団ひと塊となって直線へ。
逃げるオルレアンローズと2番手のマーヤが直線に入って後続を引き離し、2頭の一騎討ち。マーヤが懸命に交わそうとするが、1馬身ほどの差がなかなか詰まらず、オルレアンローズがそのままマーヤを振り切って逃げ切り勝ち。3着には大外から脚を伸ばしたブリガアルタが入った。

勝ったオルレアンローズは昨年の北海道セレクションセールにて1728万円で落札。兄にNHKマイルCを勝ったマイネルホウオウがいる良血馬。父は新種牡馬のベーカバドで、7頭目の勝ち上がりとなった。
馬主は株式会社ノルマンディーサラブレッドレーシング、生産者は新冠町のヒカル牧場。馬名の意味由来は「フランスで産出されたバラの一種。母名より連想」。

1着 オルレアンローズ(江田照騎手)
「テンションが上がるのを心配していたが、意外と落ち着いてレースができた。反応も良かったね。まだ緩さがあり、これから力を付けてくる。距離は伸びても大丈夫だと思う」

2着 マーヤ(柴山騎手)
「ポンとスタートを出て、余計なところで力を使わず、上手に走ってくれました。初戦からいい内容。この調子で伸びてくれれば」

4着 ポテンツァ(柴田大騎手)
「戸惑って走っていました。まだ弱いところがあり、使って良くなるでしょう。あとは行きたがる面が収まればいいですね」

7着 ビュウイモン(二本柳騎手)
「1600mの距離を心配していましたが、内容は上々。ちょっとムキになり、最後に止まりましたので、短い距離がいいでしょう」

10着 ハーマイオニー(村田騎手)
「ハミを取ってくれなくて。使いながら良くなる」

15着 シアヌークビル(松岡騎手)
「ゲートを出なかった。長い時間、待たされ、気が抜けたみたい。きょうは参考外」

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オルレアンローズ
(牝2、美浦・高木登厩舎)
父:ベーカバド
母:テンザンローズ
母父:フレンチデピュティ

オルレアンローズ

オルレアンローズ

オルレアンローズ

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