【ホープフルS】キャリア1戦ハートレーが圧巻の重賞初制覇!

12月27日(日)、5回中山8日目9Rで第32回ホープフルS(G2)(芝2000m)が行なわれ、H.ボウマン騎手騎乗の3番人気・ハートレー(牡2、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.8(良)。

2着には1馬身1/4差で1番人気・ロードクエスト(牡2、美浦・小島茂厩舎)、3着には1馬身3/4差で2番人気・バティスティーニ(牡2、栗東・松田国厩舎)が続いて入線した。

ラブレオ、ブラックスピネル、オンザロックスの3頭がハナ争いを演じ、コーナーワークでラブレオが先頭で向こう正面へ入る。3頭の後ろはネコダンサー、プランスシャルマン、プレイヤーサムソン、アドマイヤエイカン、バティスティーニ、ハートレーと追走。人気のロードクエストは最後方にドッシリと構え、残り1000mから徐々に進出を開始する。3コーナーを過ぎても先団の隊列はほとんど変わらずに直線へ。
脚が上がったラブレオを交わしてブラックスピネルが先頭に立つも、馬場の真ん中をハートレーが一気に伸びて堂々と先頭。4コーナーではハートレーの外まで追い上げたロードクエストはハートレーに突き放される形で2着。内を渋太く伸びたバティスティーニが3着に入り、外国人ジョッキーが上位3着までを占めた。

勝ったハートレーは母が米G1アルシバイアディズSの勝ち馬で、サンデーサラブレッドクラブにて1億円の募集価格が付けられた期待馬。その期待に応えて上がり3F33.8秒の末脚でデビュー戦を飾ったが、重賞挑戦のここでも持ち味の決め手を繰り出して断然人気のロードクエスト以下を一蹴。朝日杯FSを制したリオンディーズに続いてキャリア1戦の馬がクラシック戦線へ名乗りを上げた。
また騎乗したH.ボウマン騎手も6度目の重賞挑戦で初勝利となった。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「探査機ディープインパクトが観測した太陽系の彗星名より」。

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ハートレー
(牡2、美浦・手塚厩舎)
父:ディープインパクト
母:ウィキッドリーパーフェクト
母父:Congrats
通算成績:2戦2勝
重賞勝利:
15年ホープフルS(G2)

ハートレー

ハートレー

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