トピックスTopics
【フラワーC】1番人気のエンジェルフェイスが影をも踏ませず逃げ切り!
2016/3/21(月)
3月21日(月)、2回中山8日目11Rで第30回フラワーC(G3)(芝1800m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・エンジェルフェイス(牝3、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.3(良)。2着には1馬身1/4差で2番人気・ゲッカコウ(牝3、美浦・高橋博厩舎)、3着にはハナ差で14番人気・ウインクルサルーテ(牝3、栗東・高橋亮厩舎)が続いて入線した。
好スタートを決めたエンジェルフェイスがそのままハナに立ってレースを引っ張っていく。2番手に内からアオイサンシャインがつけ、外にはエテルナミノルが追走。4番手にアオイプリンセスがつけ、その後ろの集団の一角にゲッカコウがつける。今日は3コーナーに入るところでもまくっていく仕草は見られず、馬群のうちで脚を溜めながらの追走。ウインクルサルーテはその外につける形となった。
4コーナーを回ったところでエンジェルフェイスが後続を突き放しにかかる。エテルナミノル、アオイサンシャインが食い下がるが、その差は広がらずとも詰まらず。かわって外からはウインクルサルーテが、内からは馬群をさばいたゲッカコウが追い上げてくる。その間からはギモーヴも必死に脚を伸ばすが、これらは2着争いまで。この争いを尻目に、エンジェルフェイスが先頭でゴールを駆け抜けた。
勝ったエンジェルフェイスは姉にレディアルバローザ、キャトルフィーユがいる、オーナーゆかりの良血馬。レディアルバローザが同コースの重賞・中山牝馬Sを制した際も逃げ切り、そして鞍上は福永祐一騎手であった。クラシックを間近に控えた重賞勝利は、姉の手の届かなかったG1タイトルに一歩近づく大きな勝利となった。
馬主は株式会社ロードホースクラブ、生産者は新ひだか町のケイアイファーム。馬名の意味由来は「バラの最高品種の一つ」。福永祐一騎手は日曜の阪神大賞典に続き、2日連続の重賞勝利となった。
フラワーCの結果・払戻金はコチラ⇒
エンジェルフェイス
(牝3、栗東・藤原英厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ワンフォーローズ
母父:Tejano Run
通算成績:4戦2勝
重賞勝利:
16年フラワーC(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/17(金) 【オークス】春のG1予想7戦6勝!ブエナビスタで勝ったアンカツが語る「ステレンボッシュ評」
- 2024/5/17(金) 今週は大挙19頭に騎乗!JRA通算100勝へ、いよいよ始まるカウントダウン!【永島まなみコラム】
- 2024/5/17(金) オークスは2冠懸かるステレンボッシュと初コンビ!【戸崎圭太コラム】
- 2024/5/16(木) ホタルにパワーをもらいました【柴田大知コラム】
- 2024/5/17(金) 【オークス】大波乱ヴィクトリアマイルもズバリ!「激アツ条件」に該当した人気薄の激走候補
- 2024/5/17(金) 【オークス】5年続けて2ケタ人気馬が激走中!「荒れる牝馬限定G1」で本当に買える穴馬
- 2024/5/17(金) 【オークス】連対率100%!「ステレンボッシュ牝馬2冠」の明暗を分けた条件とは
- 2024/5/16(木) 【オークス】大波乱ヴィクトリアマイルもワンツー決着!「牝馬限定戦」だからこそ狙える人気薄