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【POG】タピザー産駒ミセスワタナベが逃げ切りV…東京新馬
2016/10/15(土)
10月15日(土)、4回東京4日目4Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・ミセスワタナベ(牝2、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.3(良)。
2着には半馬身差で1番人気・セイウンストリーム(牡2、美浦・水野厩舎)、3着には3馬身差で13番人気・ロージズバード(牡2、美浦・牧厩舎)が続いて入線した。
抜群のスタートを切ったのは1番人気のセイウンストリーム。しかし、ピンク帽2頭がハナを主張し、ミセスワタナベが二の脚を使って単独の先頭へ。馬群は縦長を形成し、ロージズバードは中団から競馬を進める。ミセスワタナベが大きく後続を離したまま直線へ。 手応えを残した先頭を追って、セイウンストリームが末脚を伸ばす。残り200m付近で、ミセスワタナベの鞍上ルメール騎手が手を動かし、2頭の一騎打ちの展開。しかし、ゴールまで渋太く粘りを見せたミセスワタナベが追撃を凌いだ。
勝ったミセスワタナベは現在JRAに3頭が登録されているタピザー産駒。その父タピット同様にダートでの活躍に期待がかかる新種牡馬。初戦から非凡な能力を発揮し、今後もダート路線で目が離せない1頭だ。
馬主は吉田和子氏、生産者は米のC.Kidder,N.Cole,J.K.Griggs&LindaGriggs。馬名の意味由来は「投資する主婦」。
1着 ミセスワタナベ(ルメール騎手) 「フットワークがすごく良いですね。スピードがありますし、1200でもやれると思います。ダートの短距離は合っていますよ」
2着 セイウンストリーム(勝浦騎手) 「負けはしましたが、期待通りの走りをしてくれましたしこれからが楽しみです。今日は時計も速いですし、勝ち馬を褒めるべきでしょう」
3着 ロージズバード(木幡広騎手) 「厩舎にきた当時と比べて体も絞れていますし、馬が良くなっています。今日の感じでは1400は少し忙しい感じがしますし、距離を延ばして更に良いのではないかと思います」
4着 アポロモンスター(大野騎手) 「今日は新馬戦にしてはペースが速くて、上がりがかかったことが良かったですね。レースを使いながら腰がパンとしてくれば良いと思います」
5着 コマノレジェンド(M.デムーロ騎手) 「真面目な馬ですね。今日はハイペースだった分、最後は止まってしまいました。距離は1200、1300くらいが良さそうです」
- ミセスワタナベ
- (牝2、美浦・木村厩舎)
- 父:Tapizar
- 母:Foxy Friend
- 母父:Crafty Friend
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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