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福永祐一騎手、共同記者会見【オークス】
2010/5/19(水)
10年5月19日(水)、栗東トレセンで行われた福永祐一騎手の(エーシンリターンズの)追い切り後の共同会見は以下の通り。
-:テン乗りで望んだ桜花賞ですが、レースを振り返って頂いて、どうゆう印象をお持ちですか?
福:メンバーをみて、先行馬が少なかったんでね、「恐らくペースは遅くなるだろうな」と思ってましたけれど、スタートが上手な馬なんで、逃げるという形も頭に入れて、望みました。
-:結果、人気以上の3着という結果でしたが、その結果についてはどうお考えですか?
福:テレビではわかり辛かったかもしれませんけれど、4コーナー回って、一旦先頭に立ってんですが、僕が思っていたよりも、先頭に立つのが早かったんでね。そこから、オウケンサクラに差し返されて、アパパネに差されたんですけれど、内容としては、決して力負けをした形ではなかったんでね。もう一度、レースができれば、もう少し上の着順に来られた可能性はありますね。
-:レースの中で、改めて感じた、この馬の良さを教えてください。
福:スタートがいいところですね。
-:福永ジョッキーは、ダイワエルシエーロや、ローブデコルテのように、桜花賞で敗れた馬でオークスを制してきましたが、それらの馬と比べて、共通するようなところは、今回のエイシンリーターンズについてはいかがでしょうか?
福:血統的にある程度は距離をこなせてくれそうな血統なんですけれど、やっぱり、スタートも早いですし、その後の行きっぷりもいいので、距離が延びる事で決していいい事ばかりじゃないです。ただ、ダイワエルシエーロの時も若干掛かり癖のある馬でしたし、乗り方一つではオークスでもやれるんじゃないかと思います。
-:東京コースについてはどうゆう印象をお持ちですか?
福:直線長くて、坂があって、紛れの少ないコースですからね。力通りに決まることもありますけれど、みんな初めての距離ですからね。波乱が起き易い要素が多いので、そうゆうところをつければと思います。
-:福永ジョッキーから、ファンの方に意気込みをお願いいたします。
福:僕も実戦に乗るのは2度目なので、桜花賞の時よりはレースに向けてのイメージも作り易いですし、「大体こうゆう形で乗りたいな」というイメージはできているので、上手くそれにはめられるようにレースまでにいい準備をしてゆければと思います。
エーシンリターンズ
(牝3、栗東・坂口厩舎)
父:キングカメハメハ
母:エイシンサンサン
母父:キャロルハウス
通算成績:7戦2勝
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