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平林雅芳の2歳戦回顧
2009/6/23(火)
土曜阪神4R
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.09.7
勝ち馬:エーシンダックマン(牡2、栗東・坂口則厩舎)
ゲートの出はそんなに速くもなかったが、ダッシュ良く内へと進路を取り先手を奪った。
無理のない先手主張で、後続に絡まれることはなかった。
そのままコーナーリングも問題なく廻った。
そして、最後までステッキも使わず楽な逃げ切りとなった。
まるで古馬のような競馬っぷりだった。
前半35.6とこれ以上ないペースを作れて、上がりも34.1では、他馬がもの凄い脚を使わないと逆転出来ない。完勝といっていいだろう。
武豊Jはコメントでも、『しっかり乗り込んでいるのが良く判る馬だね』と完成度の高さを述べていた。
先週の坂路こそ上がり16秒とかかったケイコだったが、脚を滑らせたものと管理する坂口則師は意に介していなかった。
今週はCWで追い切られたが、まったく問題なく先着。
その動きを後ろから見ていた武豊Jも、『あれなら大丈夫』と観ていたようだった。
2着馬に4馬身差。仕上がりの良さだけでなく競馬センスのある馬であり、今年のJRA新馬戦の、勝ち名乗りの一番乗りを果たした。
日曜阪神4R
2歳新馬
芝1600m
勝ちタイム1.39.4
勝ち馬:ダノンパッション(牡2、栗東・池江郎厩舎)
馬場入場してゴール1ハロン前までは歩きで行き、廻りの景色やオーロラビジョンなどを見せ、そこからゴール板方向へとキャンターにて進むのが、大方の返し馬風景だ。
ところが今日の新馬は8頭が揃ろうも、揃ってノンビリと歩いていて、キャンターに移る気配がなかった。
ゴール板あたりで、本当にやっと動きが出たぐらい。
デビュー戦でこれだけ活気のない馬ばかりは、珍しいと思えるほどの返し馬であった・・。
圧倒的人気となったダノンパッションのゲートの出は、お世辞にも速いとは言えず、他の馬が出たひと呼吸後といった感じ。
3番手ぐらいの位置となった。
でも先手を取ったポートサンダーのペースも、まったくと言っていい程にスピードを上げていかない。
絶対に相当遅いと判るほど、ゆったりとした前半であった。
①枠で内ラチ沿いをピタッと走っているダノンパッションは、最初のカーブのところで前との差がいっぺんになくなり、武豊Jが手綱を引くほどだった。
乗っかかりそうになるほどであり、馬も右や左にと首を振っていた。
後で観ると、ここらのペースは13秒台、いくらゆったりペースの新馬戦とは言え、ちょっと流れなさ過ぎであった。 4角までそんな遅いペースで進んでいたために、直線ではどの馬も手応え十分。
内目をついていたダノンパッションも、当然、手応えはバッチリあるが、前に出るスペースが開いていなかった。
何とかゴール少し前、後2完歩ぐらいの時に、やっと逃げたポートサンダーと2番手リワードクラウンとの間が少し開いた。
その瞬間にそこへ入りこみ、前への進路が確保できた。
その時には外からシャインが前に出てゴールを目指していたが、何とか並びかけて抜いて、ゴールへと駆け抜けた。
最後は半馬身はあったが、ちょっとひやっとする競馬っぷりとなってしまった。
千通過が1.04.1との超スローペース。
13秒台が3度もあるゆったり競馬。
最後の2Fだけが11.7~11.6。
ここだけがやっと競馬らしいと言える部分だろう。
460キロであったが、もっと大きく見えた馬体であり、能力はかなりあるだろうと思える馬。
今日は省エネ競馬となったが、逆に体力はそんなに使ってないから、この後一旦放牧へ出されて、札幌2歳Sを視野に入れて調整されるプランもあるようだけにちょっと楽しみにしたい。
まずはひやっとさせた道中であったが結果からは力の違いを感じたデビュー戦ではありました・・。
2歳新馬
芝1200m
勝ちタイム1.09.7
勝ち馬:エーシンダックマン(牡2、栗東・坂口則厩舎)
ゲートの出はそんなに速くもなかったが、ダッシュ良く内へと進路を取り先手を奪った。
無理のない先手主張で、後続に絡まれることはなかった。
そのままコーナーリングも問題なく廻った。
そして、最後までステッキも使わず楽な逃げ切りとなった。
まるで古馬のような競馬っぷりだった。
前半35.6とこれ以上ないペースを作れて、上がりも34.1では、他馬がもの凄い脚を使わないと逆転出来ない。完勝といっていいだろう。
武豊Jはコメントでも、『しっかり乗り込んでいるのが良く判る馬だね』と完成度の高さを述べていた。
先週の坂路こそ上がり16秒とかかったケイコだったが、脚を滑らせたものと管理する坂口則師は意に介していなかった。
今週はCWで追い切られたが、まったく問題なく先着。
その動きを後ろから見ていた武豊Jも、『あれなら大丈夫』と観ていたようだった。
2着馬に4馬身差。仕上がりの良さだけでなく競馬センスのある馬であり、今年のJRA新馬戦の、勝ち名乗りの一番乗りを果たした。
日曜阪神4R
2歳新馬
芝1600m
勝ちタイム1.39.4
勝ち馬:ダノンパッション(牡2、栗東・池江郎厩舎)
馬場入場してゴール1ハロン前までは歩きで行き、廻りの景色やオーロラビジョンなどを見せ、そこからゴール板方向へとキャンターにて進むのが、大方の返し馬風景だ。
ところが今日の新馬は8頭が揃ろうも、揃ってノンビリと歩いていて、キャンターに移る気配がなかった。
ゴール板あたりで、本当にやっと動きが出たぐらい。
デビュー戦でこれだけ活気のない馬ばかりは、珍しいと思えるほどの返し馬であった・・。
圧倒的人気となったダノンパッションのゲートの出は、お世辞にも速いとは言えず、他の馬が出たひと呼吸後といった感じ。
3番手ぐらいの位置となった。
でも先手を取ったポートサンダーのペースも、まったくと言っていい程にスピードを上げていかない。
絶対に相当遅いと判るほど、ゆったりとした前半であった。
①枠で内ラチ沿いをピタッと走っているダノンパッションは、最初のカーブのところで前との差がいっぺんになくなり、武豊Jが手綱を引くほどだった。
乗っかかりそうになるほどであり、馬も右や左にと首を振っていた。
後で観ると、ここらのペースは13秒台、いくらゆったりペースの新馬戦とは言え、ちょっと流れなさ過ぎであった。 4角までそんな遅いペースで進んでいたために、直線ではどの馬も手応え十分。
内目をついていたダノンパッションも、当然、手応えはバッチリあるが、前に出るスペースが開いていなかった。
何とかゴール少し前、後2完歩ぐらいの時に、やっと逃げたポートサンダーと2番手リワードクラウンとの間が少し開いた。
その瞬間にそこへ入りこみ、前への進路が確保できた。
その時には外からシャインが前に出てゴールを目指していたが、何とか並びかけて抜いて、ゴールへと駆け抜けた。
最後は半馬身はあったが、ちょっとひやっとする競馬っぷりとなってしまった。
千通過が1.04.1との超スローペース。
13秒台が3度もあるゆったり競馬。
最後の2Fだけが11.7~11.6。
ここだけがやっと競馬らしいと言える部分だろう。
460キロであったが、もっと大きく見えた馬体であり、能力はかなりあるだろうと思える馬。
今日は省エネ競馬となったが、逆に体力はそんなに使ってないから、この後一旦放牧へ出されて、札幌2歳Sを視野に入れて調整されるプランもあるようだけにちょっと楽しみにしたい。
まずはひやっとさせた道中であったが結果からは力の違いを感じたデビュー戦ではありました・・。
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